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日本大学とiUが2021年4月より バリアフリー技術に関する共同研究を開始

日本大学とiUが2021年4月より
バリアフリー技術に関する共同研究を開始
―柔らかな交通社会と災害に強い街づくりを目指して―


日本大学文理学部(東京都世田谷区、学部長 紅野 謙介。https://www.chs.nihon-u.ac.jp/)情報科学科の宮田 章裕 教授と情報経営イノベーション専門職大学(東京都墨田区、学長 中村 伊知哉。以下、iU。https://www.i-u.ac.jp/)情報経営イノベーション学部 同学科の落合 慶広 准教授は、2021年4月1日より、柔らかな交通社会の実現と災害に強い街づくりを兼ね備えた移動支援のためのバリアフリー技術の共同研究を開始しました。

■バリアフリー技術について
バリアフリーとは、障がい者や高齢者が社会生活を営む上で障壁(バリア)となる物理的、心理的、社会的な障壁を取り除かれた状態を指しておりますが、日本大学とiUは、その中でも特に、平常時における、障がい者、高齢者、子供を始めとする交通弱者の方々や今後登場する歩道上を走行する新しいモビリティ(※1)が、行きたい場所に自由に行けるようにするための移動支援技術(以下、バリアフリー技術と記す)、及び、災害時における、避難から取り残されがちな交通弱者も含めた全員が安全に避難するための移動支援技術や、被災した方々が早期に社会復帰するための移動支援技術等に関する共同研究を開始しました。

■取り組みの背景
 障がい者、高齢者の方々の移動を支援する社会環境は、国、自治体、民間企業のたゆまない努力により、大きく改善されつつありますが、さまざまな障がいをもつ全ての人とモビリティを受け入れられる柔らかい交通社会を実現するためには、まだまだ取り残されているバリア(※2)情報や、より精緻なバリア情報の収集技術、及び地図構造化技術、更に、精緻なバリアフリーマップを活用した新しいモビリティの走行支援技術等の様々な研究開発が必要となります。
 また、こうした柔らかい交通社会を実現してゆくと共に、さまざまな災害に対しても、避難の際、取り残されがちな障がい者や高齢者を含む全ての人を安全に避難誘導するための移動支援技術、及び、被災した方々が早期に社会生活に復帰するためのケアのための移動支援技術等を開発し、リジリエンス(復興力)の高い地域社会を構築する必要もあります。
 そこで、日本大学とiUは、東京都墨田区と連携して、平常時では、歩道上を移動する全ての人、モビリティを受け入れられる柔らかな交通社会の実現を目指し、かつ、災害時には、全ての人を安全に避難させ、早期に復興させるための都市のバリアフリー化を目指して、下記の分担により共同研究を開始しました。

※1 将来、歩道上を走行すると考えられるパーソナルモビリティや自動配送車等
※2 一例として、歩道と建物の境界領域における段差や扉など

■研究分担内容・役割
1.日本大学 文理学部 情報科学科 教授 宮田章裕(宮田研究室 https://mytlab.org
バリアフリー情報の収集・可視化技術に関する基礎研究
2.情報経営イノベーション専門職大学 情報経営イノベーション学部 情報経営イノベーション学科 准教授 落合慶広
バリアフリー情報・技術を活用した柔らかい交通社会、及び災害に強い都市の実現に向けた応用、実用化研究

■共同研究、ビジネスへのご参画について
 バリアフリー技術に関する研究にご参画頂ける研究者、団体、及び、本技術の成果を活用した新しいサービス・ビジネスの開拓や災害に強い街づくり等にご参画頂ける企業、及び、新規事業者を募集しております。ご興味をお持ちの方は、末尾のお問合せ先にご連絡下さい。
 

柔らかい交通社会のイメージ図(平常時の想定)
左から順に,店舗張り出し可能エリア+歩行エリア,歩行エリア+パーソナルモビリティ(エンジ色)走行エリア,点字ブロック(黄色),歩行エリア+自動配送車(水色)走行エリア,自転車専用道,車道を表しており、歩道を全ての人とモビリティが活用している例

 

 

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