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カリキュラム

Curriculum

基礎、ICT、ビジネス、グローバル
4つの学びを経て、プロジェクト実践演習、臨地実務実習へ臨みます。
連携企業737社、客員教員1,160名、大学発ベンチャー起業率「全国1位」※。
ベンチャー大学、iUにしかない学びです。

※連携企業・客員教員数は2024年12月時点
※大学発ベンチャー起業率全国1位(令和5年度在学生数から算出/iU調べ)

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基礎

すべての学びのスタート

ビジネス入門

ビジネスを行う上で重要な礼儀・あいさつなどのビジネスマナーや、メール、契約書、話し言葉とは違う書き言葉の文体など、社会に出てからすぐ実践できるスキルを身につけます。

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経営倫理

企業が社会や環境に対して責任ある行動を取るために必要な考え方を理解するため、企業の社会的責任、倫理的意思決定、持続可能な経営などについて学びます。

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最新技術動向論

急速に進化する技術やイノベーションが産業や社会に与える影響を理解するため、実際の技術事例を取り上げ、ビジネスや社会での応用方法について考察します。

eスポーツ

eスポーツの歴史、競技ルール・戦略、プレイヤーのトレーニング方法やビジネス、マーケティング、メディア、コミュニティ運営との関連について学びます。

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ICT

アプリ開発やAIなどの最先端技術を修得

プログラミング基礎実習

プログラミング言語の基礎となる基本文法や変数、データ型、演算子、制御構造をはじめ、問題を解決するためのアルゴリズムの設計、データ構造の理解、関数とモジュール、エラー処理とデバッグなどについて、プログラムの作成を通して実践的なスキルを修得します。

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インフラストラクチャ構築演習

コンピュータシステムやネットワークの設計・設置・運用に必要なサーバやストレージをはじめ、ネットワーク機器、セキュリティ設定などを学びます。

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UXデザイン

スマホアプリやWebアプリケーションなど、特定の目的や機能を持つアプリケーション開発に必要なUI/UXデザインなどを学びます。

AI

人工知能で用いるニューラルネットの基本的な理解や実用化技術の修得に加え、各種APIやツールなどを活用したアプリケーション制作の演習を行います。

ビジネス

Web マーケティングや企業戦略論を学ぶ

マネジメント(経営学基礎)

経営学における戦略論や組織論の観点から、イノベーションを体系的に生み出す戦略や組織・プロセスの考え方の基礎を、事例分析、演習、グループ討議で修得します。

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ファイナンス入門

経営プロセスにそって、会計の知識をもとに経営の効率性や収益性を高め、企業価値の最大化をめざす、ファイナンスの基礎と考え方を修得します。

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Webマーケティング

インターネットを活用して商品やサービスの認知度を高め、売上を促進するWebマーケティングに関し、戦略的なアプローチの手法などについて学びます。

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企業戦略論

企業が競争優位を確立し、持続的な成長を実現するために必要な、業界分析、競争戦略、成長戦略、リーダーシップ、組織の役割などについて学びます。

グローバル

多文化理解やGlobal Business Pitchで世界を舞台に

ビジネス英語実習

英語でのあいさつやマナー、電話・メールのやり取りなどから、ビジネスプランのプレゼンテーションをはじめ、英語やビジネスについて学びます。

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多文化理解

複数の異文化が混在する多文化社会の中で、知るべき文化・宗教・価値観をグループ調査などを通して理解を深め、異文化を受容し、適切に行動できる素地を養います。

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サービス業における国際化

サービス業の構成や特性、モデルなどを理解し、グローバル化やイノベーションがどのように推進されているかを検討し、国際展開に至る理論や知識を修得します。

Global Business Pitch

投資家やパートナー企業を対象とした国際的なビジネスの場で、自分のアイデアやビジネスプランを効果的に伝えるプレゼンテーションについて学びます。

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領域共通・卒業研究

企業での実務とリアルな社会課題に取り組む

臨地実務実習(企業内実習)

1・2年次の、基礎、ICT、ビジネス、グローバルの学習を踏まえ、2年次後期に臨地実務実習の事前指導を行います。そして、3年次前期に企業などにおける600時間の臨地実務実習を通じて、新たなサービスやビジネスを創出する上で必要となる計画立案・遂行力、課題発見・分析・解決力などのビジネススキルを実践的に修得します。さらに、3年次後期には事後指導を行い、臨地実務実習での学びを以降の学習につなげます。学内での学びに加え、組織での実践を通じた“気づき”や“学び”を理解しながら取り組むことで、将来の自分自身の働き方について、より具体的に考えることができる貴重な機会です。

Interview

臨地実務実習を経験した学生に
インタビュー

  • 実習先
    NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
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    小林 碧衣さん

    情報経営イノベーション学部4年/明治学院東村山高等学校出身

    実社会での経験が
    苦手分野を知るきっかけに

    2年生までは学業に専念し、目標だった特待生になることができました。3年次の臨地実務実習では、「iUで学んだことが社会でどこまで通用するのか?」という挑戦の意味を込めて、NTTグループの企業に応募。実習では、ビジネスメッセージ・サービス部に配属され、営業企画という職種を4ヵ月間経験しました。主な業務は、ターゲット分析や企画提案を毎日会議で発表し、フィードバックをもらって企画を練り直すという内容でした。ターゲット分析で競合を調査する際、iUで学んだ「SWOT分析※1」などの専門知識が役立ったり、部内のタスク管理ツールを作成できた時などは達成感を感じることができました。その反面、論理的伝達力やQCD※2のバランス感覚など、経験的な部分で未熟さを感じたので、専門分野の学習と合わせて、残りの1年間で意識的に強化していきたいです。

    ※1 SWOT分析とは?…自社の内部と外部の環境を、Strength(強み)、Weakness(弱み)
    Opportunity(機会)、Threat(脅威)の要素で洗い出し、分析する手法。
    ※2 QCDとは?…Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)のこと。

  • 実習先
    積水化学工業株式会社
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    猪飼 れんさん

    情報経営イノベーション学部4年/N高等学校出身

    学園祭で感じた課題を
    臨地実務実習で再チャレンジ

    私は2年生まで学園祭の実行委員で企画統括を担当していましたが、チームの運営方法などでとても苦労した経験がありました。その経験から、大規模な企業のチームワークを学び、課題解決のスキルを身に付けたいと考え、実習先として積水化学工業を選択しました。新事業開発部イノベーション推進グループに所属し、社内起業制度の設計・運営等を行うC.O.B.U.アクセラレーターユニットの一員として、ピッチイベントの開催などに携わりました。実習では記事の作成や動画編集、外部企業とのやり取りなど、自らできることを探しながら幅広い業務に取り組み、その結果、社内外の多くの方と関わることができ、新しい価値観に触れると共に、自身の強みに自信を持つことが出来ました。また、新たな強みに気付くこともでき、自身の成長に繋がったと感じています。大変なこともありましたが、仕事のスピードや成果を高く評価していただけて、やりがいを感じました。学園祭での課題も新たな視点から捉え直すことができ、実習を通して視野が広がったと実感しています。

イノベーションプロジェクト

全学生がビジネスプランを作成

実社会で活躍する経営者、起業家、投資家などが自身の経験をもとに授業を展開。情報通信技術や経営に関する理論的知識と実践的知識を融合し、国際社会、地域社会の産業発展に寄与する革新的なサービス・ビジネスの創出につなげる創造力の獲得をめざすカリキュラムです。学生は多くのプレゼンテーションやグループワークを通じて、マネジメント力やリーダーシップ、ロジカルシンキング、資金調達につなげる手法を実践的に学び、全学生がビジネスプラン(事業計画書)を作成し、「自ら考え、行動する」ことで、発想力と表現力を高めます。また、その発表の場として「イノプロピッチフェス」というプレゼン大会も年に数回開催します。

Voice
イノプロピッチフェスとは?
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イノプロ担当の志村一隆教授

イノベーションプロジェクトで組んだチームで作成したビジネスプランを発表する機会のことです。特に最終ピッチフェスは、ベンチャーキャピタル※や起業家などを審査員に迎え、各クラス代表の中から優勝チームが決まる、いわば集大成の場。今のうちにビジネス界の人たちと関わり、大勢の前でプレゼンするという経験こそが、社会に出た時に大きな糧になると考えています。

※ベンチャーキャピタルとは?…未上場企業に出資して株を取得し、その企業が上場した際に株を売却し、利益獲得をめざす投資会社のこと。

Interview

2024年度優勝チームの柴田さんと松澤さんにインタビュー

イノプロピッチフェスで評価された
専属スタイリストAIアプリ「Style Muse」

柴田
おしゃれしたいのに着こなしに悩んでいるという自分たちの経験から、私たちのチームはZ世代に向けて、AIが手持ちの服でコーディネートを組んでくれる「Style Muse」というアプリを発表しました。
松澤
ユーザー情報や行動パターン、クリッピングしたSNS情報をもとにAIが機械学習し、ユーザーの憧れるコーディネートを提案するという仕組みです。
柴田
1年かけてこのビジネスプランを詰めたのですが、今回優勝を手にできたのは、様々な人のフィードバックを取り入れ、より現実的なビジネスプランを作成できたからだと思います。特に担当教員の斎藤さんには、AI学習の期間、提供した後のMVP検証までにいくつのケーススタディが必要か、市場調査や収益、アプリが軌道に乗るまでのロードマップなど、逆算思考で数字を導き出すことを教えてもらいました。
松澤
またイノベーションプロジェクトの授業以外に、ミーティング時間を毎週設けたことが大きかったと思います。授業は現状報告と課題をみつけることに注力して、チームミーティングは解決策を考えたり、リサーチしたりする時間に当てました。その積み重ねが良かったのかも。
柴田
そうだね。2年生前期は時間を上手に使えなかったせいで思うように進行できなかったので、後期の前にみんなで話し合い、議題決定と時間配分を徹底しました。まさか優勝できるとは思わなかったけど、トライ&エラーの精神で頑張って本当に良かったです!
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全6チームから優勝を勝ち取った「Style Muse」チーム(前方右:リーダー 柴田 花菜さん/前方左:書記 松澤 美波さん)

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2024年度「イノプロピッチフェス」の様子

プロジェクト実践演習

2025年度から産学連携をより一層拡充させるため、実社会で経営者、起業家、投資家、エンジニアなどとして活躍する教員も含めたiUの教員が学生とワンチームになり、実在するサービスの事業展開やリアルな社会課題の解決などに取リ組む、プロジェクト実践演習(一般の大学のゼミ活動に相当)がスタートします。各プロジェクトで設定されたテーマを通じて、リサーチと分析力、豊かな発想力、具現化するスキル、効果的なプレゼンテーション手法などについて実践的に学びます。

Project Professor

プロジェクト教授

様々な業界のトップランナーたちをプロジェクト教授として招聘。

  • プロジェクトテーマ

    超失敗学

    アイデアの源泉であるカヤック流のブレインストーミング(ブレスト)を伝授。失敗から発生する、想定外の成功を得られる「上手な失敗」の実践をめざします。

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    面白法人カヤック 代表取締役社長

    柳澤 大輔

    学生時代の友人とともに、日本的面白コンテンツをWebやアプリ、広告制作で発信する面白法人カヤックを創設。「うんこミュージアム」「カップニャードル」などのコンテンツ企画やJリーグチーム「FC琉球」の運営、プロダクト開発など多方面で活躍中。

  • プロジェクトテーマ

    ウェルビーイング※1
    共創学

    「ウェルビーイング」と「ビジネス」を両立させて、新たなコミュニティと共創して、ウェルビーイング産業を生んでいきます。生活者をウェルビーイングにする事業開発(起業)のプロジェクトをスタート。

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    株式会社ECOTONE 代表取締役社長/Wellulu編集長
    株式会社博報堂 ビジネスデザインディレクター

    堂上 研

    博報堂で広告マーケティングプロデュースをした後、事業化クリエイティブのプロデュース業務に従事。博報堂の新規事業開発組織「ミライの事業室」を設立し、2024年自らがイントレプレナー※2となり、株式会社ECOTONEを設立し、代表取締役社長に就任。ウェルビーイングメディアWelluluの編集長。

    ※1 ウェルビーイングとは?…個人や社会の良い状態
    ※2 イントレプレナーとは?…社内起業家

  • プロジェクトテーマ

    ヒューニング学

    ヒューニングとは、ヒューマン(人間)のチューニングのこと。自分自身に制限をかけているブレーキを外し、本来の自分の能力を存分に発揮するための学びを深めます。

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    俳優・経営者・研究者

    いとう まい子

    芸能プロダクション(株)マイカンパニーと番組制作会社(株)ライトスタッフの代表取締役。また早稲田大学大学院で、抗老科学を研究中。2021年内閣府の教育未来創造会議の構成員に選任され、子供の教育の未来についても提言。

  • プロジェクトテーマ

    global contents lab

    世界各国のコンテンツやブランドのストーリーテリングを徹底的に調査・分析し、日本の様々な企業のコンサルティング事業をめざします。世界を視野に入れた新規事業にも挑戦。

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    起業家・国際社会文化学者・歌人

    カン ハンナ

    2011年に韓国より来日。ヴィーガンコスメブランド「mirari」創設者・代表。第一歌集『まだまだです』(KADOKAWA)やビジネス書『コンテンツ・ボーダーレス』(クロスメディア・パブリッシング)などを出版。第21回現代短歌新人賞を受賞。経営者や歌人、国際社会文化学者など多方面で活躍中。

  • プロジェクトテーマ

    付加価値学

    付加価値に焦点を当て、サービスやプロダクトの価値の最大化に挑戦。日本らしさを再定義することで、グローバル視点での価値創造を行います。

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    事業創造家

    山中 哲男

    企業の新規事業開発、スタートアップ創業期の事業づくり、街開発などの事業開発、事業戦略が専門。事業創造に関わる支援を行う(株)トイトマの代表取締役。大阪・関西万博2025にも事業化支援で参加。

  • プロジェクトテーマ

    未来実装学

    「宇宙開発」「量子技術」「スタートアップ支援」などをテーマに、自ら『未来を創る』ことにフォーカスした『未来実装』に取り組みます。

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    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
    代表執行役

    前田 善宏

    電力、運輸、製造業をはじめ、多業種において、戦略、財務、M&A(企業の合併買収のこと)・再編などのアドバイザリー業務に従事。2024年、現職に就任し、ファイナンシャルアドバイザリー事業責任者も兼任。

  • プロジェクトテーマ

    超実践Lab

    実在するサービスの事業展開や著名人のマネジメント・サポートなど、実際のビジネスへの関わりを通し、多面的に物事を学び・捉え、ビジネス思考の向上をめざします。

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    UUUM創業者

    鎌田 和樹

    29歳でUUUMを設立し、「ユーチューバー」を国民的な職業に押し上げ、「個人がメディアになる」という社会を実現。2024年9月より、新事業として、子供の体験格差にスポットを当てたプロジェクト「ピペプロ」を始動。

  • プロジェクトテーマ

    医療AIフロンティア学

    ICTとその実装のためのビジネスを理解し、医療現場の知見を学び、ソリューション(課題解決)を生み出せる新しい専門家を育成。未来のAIホスピタルの実現をめざします。

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    救急専門医・外科医 国家認定AIエンジニア

    岡田 直己

    大阪急性期・総合医療センター高度救命救急センターで働く現役の救急専門医・外科医。日本救急医学会AI研究活性化特別委員会委員など多数兼任。救命現場に研究開発技術を実装するためfcuroを設立。

  • プロジェクトテーマ

    モビリティ・
    ソーシャルデザイン学

    最新のモビリティ技術とその進化がもたらす社会的・経済的・文化的な影響を多角的に探求する実践型講義。リアルな社会課題に取り組み、現場ニーズに即した解決策を模索します。

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    株式会社NearMe 代表取締役社長

    髙原 幸一郎

    SAPジャパンにてキャリアを開始。後に楽天の日用品EC事業の責任者、米・仏グループ会社の取締役やCEOなどを歴任後、「住みたい街に住み続けられる社会の実現」をめざし、2017年(株)NearMeを創業。AIを活用して「移動のシェア」サービスを展開。

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