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大学からのお知らせ

B Labのプロジェクト&バーチャル研究室報告会が開催されました!

2022年3月4日(金)に、iUの研究所であるB Lab(以下、B Lab)のプロジェクト&バーチャル研究室報告会が開催されました。
“おもしろい未来をみんなでつくるラボ” B Labは、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォーム。
小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指し、活動しています。
報告会当日は、iU墨田キャンパス40名、オンライン58名と多くの研究員・関係者の皆様が参加され、各種報告・情報共有の場として大いに盛り上がりました。

1.開会の挨拶:iU学長 中村伊知哉

「iU・B Lab・墨田メディアラボで3つの柱でチャレンジ!ご一緒しましょう!」
ウクレレの演奏に合わせて、iUやB Labの特徴、そして2022年2月24日(木)に開設されたばかりである”すみだメディアラボ”の今後の展望について紹介されました。

2.開会の挨拶:B Lab所長 石戸奈々子

「新たな社会構築の一助となるべく、B Labはおもしろい未来をみんなでつくるラボを目指します!」
B Lab概要、超校歌~AIがつくるみんなの校歌~、超SDGsラボ、放送人の証言、超大学WG等の取り組み紹介と共に開会の挨拶が行われました。

3.B Labプロジェクト発表(敬称略)

①『超起業学校スタートアッププログラムについて』筑間 拓実(超教育協会事務局)

  • アントレプレナーシップ教育に取り組む全国の教育機関が活用できる共通カリキュラムを提供
  • メンター・外部アクセラレータ等と連携したメンタリング、ピッチ、マッチングにより事業化を支援
  • プロジェクトに協力いただけるメンター・企業を募集中!

②『京丹後市DX戦略策定プロジェクト活動状況報告』桐谷 恵介(iU専任教員)

  • DX戦略策定活動の概要、経緯と目的、推進体制の報告
  • 約80名の京丹後市職員への聞き取り調査や業務診断等を経て、新しい行政モデル構築のための要件・施策を提案
  • 今後は庁内BPRの実施による業務の再配置、デジタル人材育成による地域活性に取り組む予定

③『セキュスタのご紹介』山内正人(iU専任教員)

  • “SNSを健全に利用する”ことを目指した青少年向けの情報モラル教育教材の開発
  • 京丹後市ICT教育推進プロジェクト、教員研修でも上記教材を使用
  • 論文成果の報告

④『学校選びナビ!のご紹介』片桐雅二(iU専任教員)

  • “偏差値”だけで選ぶのではない”校風”と受験生の”性格”を加味した中学校選びを支援
  • “校風の見える化”を実現した診断テスト”学校選びナビ”を合同会社デジタルストラテジーと共同検討
  • 上記診断テストのローンチを迎え、2021年に9月にプロジェクト完了

⑤『iUエグゼクティブスクール』淺場 理早子(iU客員教員)

  • DXを遂行する”イノベーターの創出”を目指す少人数オンライン講座
  • これまで”戦略的DXマネジメント”、”ノーコードで学ぶUXデザイン”、”デザイン思考”を開講
  • 今後もDXリーダー人材を育成するための、多彩なSPOCプログラムを開発・提供

⑥『BS11プロジェクト・学生×地域活性化活動』渡慶次 りさ(iU職員)

  • 学生eスポーツ大会の企画・運営としてBS11CUPにiU生が参加
  • 小学生を対象に曳舟小学校の表現発表会(運動会)ライブ配信、プログラミング教室、1日大学生体験等を開催
  • 地域の高齢者を対象にZOOM教室やICT講習会を開講しオンラインコミュニティを創設、その他プロジェクトの紹介

⑦『iU Z Fund』稲岡克彦(iU アドミッションユニット長)

  • 2022年春、iU生起業家をはじめとしたZ世代を投資対象にしたファンドの組成予定
  • シード・アーリーステージをメインとしたスタートアップ支援
  • 電子学園、連携企業・団体と協業し近日リリース予定

⑧『すみだメディアラボ』宮島徹雄(iU IM局長)

  • 番組配信ができる最新の撮影スタジオを5部屋、ラウンジ、テラス等を完備
  • iU・JECの学生作品制作、教育用コンテンツの制作、教育研究起業推進、地域課題解決活動を展開予定
  • 運営パートナーにBSよしもと株式会社を迎える、”BSよしもと”は3月21日に開局

当日の様子

4.バーチャル研究室発表(敬称略)

①『Global×Startup』赤間清世

  • “楽しく、相互から学ぶ”をコンセプトに、原体験とglobalの主要VCの投資基準の講義、客員教授とのコラボ企画等を実施
  • 今後は研究室発のメディア(Be Star)の企画・運営、オンライン下におけるチームアップ・マネジメントの研究を行う

②『iUビールを創ろう!』奥山睦

  • “地域ブランド”とは何か、大田区”大森貝塚ビール”の事例等を学び、地域資源を洗い出す方法論を学んだ
  • iUビールの製造・販売プランの全体統合を行い、次回は醸造現場を知ることを目的に羽田スカイブル-イングにて見学・意見交換を予定

③『高橋研究室』高橋聡

  • 薬機法・景品表示法等、業法における誇大広告をテーマに研究を展開
  • 上記研究テーマをもとに計8回の講義を実施、広告に関する深い理解を得るために毎回ゼミ生がレポートを作成し提出

④『StudioENTRE株式会社の事業紹介と講義について』山口哲一

  • StudioENTRE株式会社の事業紹介
  • 音楽業界や音楽ビジネスの仕組みや構造変化について、講義・フリーディスカッションを通じて学ぶ

⑤『モビリティ革命と地方創生、スマートシティ』倉田剛

  • これまでに毎月1回の講義を実施し、北海道十勝帯広に学生と足を運び現地視察する機会等も交え講義を展開
  • 最終回では参加ゼミ生のビジネスプランプレゼンを予定

⑥『バーチャル研究室報告』井上創太

  • 教育・人材育成をテーマに毎月講義を実施
  • 最終回の講義では”どんな教育サービスを生み出したいか”について全参加学生によるプレゼンを実施

⑦『iUバーチャル研究室報告』渥美栄司

  • “フィンランド”を題材にキャリア形成に関する講義、指定図書を読み意見交換などを実施
  • 参加学生からは、”海外との関わりをイメージできた””興味・視野が広がった”との振り返りがあった

⑧『お寺のDX化のビジネスモデル』北河 博康

  • “ARお寺案内サービス””新型キャッシュレスお賽銭”などのビジネスモデルを参加学生と検討
  • 今後も関係各所との連携を推進し、あわせてビジネスモデルの検討を行う

⑨『バーチャル研究室活動報告』和田野学

  • 自身のキャリアを考えることをテーマにこれまで3回の講義を実施
  • “自分自身の未来をどう創るか”考えることを目指すべきゴールに設定

⑩『じぶんキャラproject』季里

  • 自分を知り、自分キャラをつくりデビューさせるをテーマにこれまで7回の講義を実施
  • 参加学生が制作した自身イラストのLINEスタンプを発売

5.閉会の挨拶:iU副学長 古賀稔邦

「今後も産業界で活躍されている皆さんとB Labを拠点に、人材育成に取り組みたい」
BLab研究員の皆様への一層の支援ご依頼と共に報告会閉会の挨拶が行われました。


総勢18名の研究員の皆さんからの発表は、個性溢れるプレゼンばかり。
“おもしろい未来をみんなでつくるラボ”というテーマに相応しく、終始和やかな雰囲気で約2時間の報告会が終了しました。

今後もB Labの活動、各種プロジェクト展開にもぜひ引き続きご注目ください!

そして、皆さんもB Labでおもしろい未来を一緒に作ってみませんか?

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