News

プレスリリース

宮城から世界に向けて、地域再生、防災、そして新しい日本の生き方を 提案する研究拠点として「B Lab宮城」を設置!

B Lab (iUの研究所、所長:石戸奈々子)は、東北地方を拠点に活動するB Lab宮城を設置します。B Lab宮城は、東日本大震災の復興支援から得た経験を活かし、地域再生に向けた新たなビジョンを描きます。大震災を経験した東北の地で災害で悲しむ人をこれ以上増やしたくないという願いを込めて、防災をエンターテインメントのように楽しく、身近なものとして伝え、より多くの人に防災意識を持ってもらうためにお祭りやWorld BOSAI Forumを開催。「防災」を「BOSAI」と英語で表現することで、事前の災害対策、発災後の緊急対応、復旧・復興の段階を含めたあらゆる取組や考え方を海外に発信していきます。更に、復興の象徴となるキャラクターを活用しながら、全国や世界を結び、各地域の再生を積極的に促進します。

また、B Lab宮城では、条件が整っていなくても、経験がなくても、お金がなくても、自身の夢や希望を実現できるコミュニティや環境を構築します。人々の思いや未来のビジョンを共有し合い、共に行動し、それぞれの自己資本(モノ、コト、カチ)を持ち寄り、新しい未来を創造・ 改革していきます。技術を活かし、人を育み地域との関わりから価値を生むコミュニティ。そして、ネットとリアルを融合し、自由な、リアルな人との情報の流れを生むネットワークを実現します。さらに、ゼロからスタートしながらも、アイディアを形にし、新しい生き方を実現しているプレイヤーを応援し、書籍の出版などを通じて活動を普及させていきます。

B Lab宮城のオーガナイザー 新城隼よりメッセージ

B Lab宮城のオーガナイザーに新城 隼氏(iU客員教員、株式会社ソーシャルイマジン 代表取締役、おのくんプロジェクト 共同代表、世界防災フォーラムおのくんアンバサダー)が就任。以下、新城よりメッセージ。

B Lab宮城のオーガナイザーに就任した新城隼と申します。私は、東日本大震災後、ボランティア団体を立ち上げて東北で活動を続けてきました。2011年SNSを活用して1万発の打ち上げ花火プロジェクトを立ち上げ、この際に、俳優の津川雅彦さんに出逢い、沢山の学びの場に出会わせて頂きました。そこから以後様々なプロジェクトを実行し、現在、仮設住宅生まれのおのくんの共同代表を務め、全国、世界中に29万人の里親ネットワークを展開しています。

新しい生き方の提案、映画をつくるように〇〇をつくるを推奨、またREVOLIST(レボリスト)REVOL(れぼる)考案しています。条件が整っていなくても、お金が無くても経験がなくてもはじめられる生き方を提案し、実践の場づくりを行っています。この度、B Lab宮城にて、震災時に役立つ方法、防災をエンタメにすることで広く子どもたちにも浸透する形を提案、新しい生き方を本をつくることから、同様のやり方で商業出版し、広く活動者を広めていきたいと考えております。

B Labの概要

Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、研究所と銘打ちながら、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォームです。テクノロジー開発、社会課題解決、新サービス創出などスコープは広いですが、共通項は社会実装で、みんなでつくるということ。お父さんもお母さんもおばちゃんも子どももみんな研究員。Lifelong Seekerになり、第2の研究員名刺を持ちます。ソーシャルで、オープンで、参加型で、ユーザーふくめ全ての人がつながり新しい社会を構築し、課題、アイディア、技術、おカネ、スキル、人をマッチングさせ、小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指します。

<関連LINK> https://www.blaboratory.org/


本ニュースリリースはこちらからダウンロードできます。

資料ダウンロード

本件に関するお問い合わせは、下記よりご連絡をお願いいたします。

お問い合わせはこちら

この記事をシェアする