在校生Voice
2020年4月入学

大島 唱平さん

  • アクティブラーニング
  • 起業

ICTで業界の可能性を広げたい。その思いからiU進学を決めた大島さん

iUへの入学を決めた経緯・理由を教えてください。

私は高専を卒業後、造船関連企業に就職し働いていました。
当時は大学で学びたいこと、進学する目的が見い出せず就職の道を選んだんです。
その後働き始めて3年半が経った頃、業界の課題を解決し、更に発展させていくためにはICT技術の導入が不可欠であると考えるようになり、自分自身もICT系職種にチャレンジしたいという思いがこみ上げてきました。転職も含めて検討し始めましたが、求人情報に掲載された応募条件に見合うICTスキルを持ち合わせておらず、今の自分には業界の課題を解決していくことは難しい。まずはICTの知識・スキルを身ようと考えICTを学べる大学探しを始めたんです。
その中で情報系大学の説明会にも足を運びましたが、ICTに加えてビジネス、そして英語などグローバルについても学びを深めたいといった私の希望に合う大学に出会えず悩んでいました。

その頃にインターネットでiUを見つけ、2019年の夏に初めてiUの説明会に参加、自由にチャレンジできる校風と、ビジネス、グローバルの学びにも注力している点が私にとって魅力的でした。
iUでこそ成長できる、同じ志を持つ仲間に出会えると考え、一念発起して会社を退職。iUに入学する意思を固めました。
社会人として働いた経験があるからこそ、iUで学びたいことや学ぶ目的を明確に見定めることができたと思います。

iUに入学してからの1年間、大学生活はどのようなものでしたか?

とにかく忙しい1年間でしたね。
大学生になればもっと遊べると思っていましたが、コロナ禍で中々遊びに出かけることもでなかったので、iUでの学びや、連携企業とのプロジェクト活動に没頭することができました。
中でも印象に残っているのは、アニメ「まえせつ!」をPRするためのミニゲーム制作し、コンテストに挑むというプロジェクト。
私たちのグループでは、ただ単に面白いゲームを作るだけでなく、iUでのビジネスの学びを活かし、いかにプレイヤーを取り込むことができるか、といったマーケティングを軸にしたゲームを制作することを意識しました。
メンバーと夜通しで会議やプレゼン準備に取り組むことも度々あり、授業や他のプロジェクト活動との両立で忙しいながらも、まさにこれぞ青春!といった感じで楽しかったです(笑)。
残念ながら優勝は逃してしまいましたが、チームで物事を進めることの難しさ・面白さを身をもって感じることができた貴重な経験となりました。
また、このプロジェクトを通じて、共に起業したいと思う仲間にも出会い、現在ではその仲間と「株式会社さえずり」を設立。

株式会社さえずりのメンバーと(本人右)。 株式会社さえずりのメンバーと(本人右)。

eスポーツ選手引退後のセカンドキャリアを支援する事業を展開しています。日々の授業で得た知識・スキル、様々なプロジェクトを通じて得た経験値の全てが今の事業展開に活きていると感じています。そして目的を持って取り組んできたからこそ、同じ志を持つ仲間にも出会えたのだと思います。

入学してからご自身の成長を実感した部分はありますか?

iUに入学してから“伝える力”の成長を実感しています。
この1年、日々の授業の中で数多くのグループワークやディスカッションに取り組んだことが成長要因のひとつだと感じています。自分の考えを相手にわかりやすく伝えることができるようになり自信がつくと、アクティブ形式のワークなどもより一層面白く感じるようになっていきました。
また、起業するための知識・スキルを身に付ける科目「イノベーションプロジェクト」や、発案したビジネスプランを事業化に向けて具現化させていく「アクセラレータープログラム」では、ビジネスプレゼンを経験。その中で担当教員から、話すスピードや、抑揚の付け方などテクニック面での具体的なアドバイスをいただいたことで、自分自身の変化・成長を実感できるようになり自信がつきました。社会人の頃には、プレゼンなど人前で話す経験がなかったこともあり、まさにiUで身につけたいと思っていたスキルのひとつでした。

これから実現したいこと・展望を教えてください。

1年次には、連携企業とのプロジェクトやiUフェス・新入生ウェルカムライブでのバンド演奏など数多くの活動・プロジェクトに参加したことが、自身の成長に繋がったと感じています。

新入生ウェルカムライブでの演奏後にバンドメンバーと(本人左から2番目)。
新入生ウェルカムライブでの演奏後にバンドメンバーと(本人左から2番目)。

今後も多方面で積極的にチャレンジすることはもちろんですが、用意されたものに参加するだけではなく、自分自身でプロジェクトを生み出し発信できるようになりたいですね。そのためにも一層視野を広げて周囲のiU生を巻き込みながら、学外・地域との関係性を構築し、学内外の課題解決に取り組みたいと考えています。
また起業した株式会社さえずりをiU生起業のモデルケースとして確立していきたいです。既に後輩から起業について質問・相談されることが増えてきました。私たちが経験したこと、ノウハウの全てをこれから後輩に伝えていきたいですね。また2期生にも既に起業している学生もおり、そういった学生とコミュニケーションをとることで私自身も刺激をもらい、原動力に繋がっています。これからは2期生とも切磋琢磨しながら、iUの可能性を広げ、盛り上げていきたいです。

iUを目指す方へのメッセージをお願いします

iUはあまり“従来の大学感”がないことが、魅力であると私は感じています。
自ら考えて動き、チャンスを掴みに行くことを、ビジネスの現場の様に実践的に経験できるのがiUです。
その上で、チャレンジを後押ししてくれるリソースが豊富にあり、手を差し伸べてくれる教職員が数多くいます。
夢や目標がある人は、このチャンスを使わない手はないと思います。
また、iUはやりたいことが見つかる場所でもあると感じています。まずはやってみる!飛び込んでみる!といった姿勢があれば、自ずと皆さんの夢、仲間が見つかるはずです。

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