在校生Voice
2021年入学・大妻中野高等学校出身

山寺 琴音さん

  • 社会・企業連携

オープンキャンパスで出会い感銘を受けた客員教員とビジネスを展開する、山寺琴音さん

iUを知り、興味を持った経緯を教えてください。

私は、中学3年と高校1年の夏休みにタイのチェンマイで行われたスタディツアーに参加し現地の学生と交流したり、韓国のカルチャーが好きだったりと、元々海外に興味を持っていました。
将来は、海外と日本を結ぶ懸け橋になりたい。そういった仕事に携わるためにも、大学では外国語を学びたいと考えていました。
そのため高校3年生の春にiUを知るまでは、予備校にも通いながら国公立大学への進学を目指していたんです。

そんな矢先、コロナウイルス感染症拡大の影響により、海外に行くことが難しくなってしまった。
今までの当たり前が、当たり前ではなくなったことを目の当たりにして、自分の夢を思い直したんです。
自分自身が実際に海外へ飛び出して、活躍したいとイメージしていたのですが、本当にそれが実現できるのかと悩み始めていました。

そのタイミングで母から紹介されたのが、iUでした。

まず最初に”全員が起業にチャレンジ”というフレーズが目に飛び込んできて、
「好きなことを、自分なりに仕事にできるってこと!?自分の”好き”を追及できるかもしれない!」と感じ、とても興味を持ちました。

またICTを使いこなせるようになれば、自分は自分の好きな場所にいながら、自分の想いをカタチにしたり、世界中の子どもを笑顔にできるビジネスを展開できるのではないかと考えるようになったんです。
その働き方が自分自身にもマッチしていることに気づきました。

そして高校3年の8月に開催されたiUのオープンキャンパスに参加しました。

オープンキャンパスに参加してみてどうでしたか?

オープンキャンパスから帰る頃には「iUに入学したい!」という意思が固まりましたね。

当日のプログラムで、iU客員教員・城宝薫さんの模擬授業がありました。
城宝さんは大学在学中に、株式会社テーブルクロスを起業されており、起業に至る経緯、途上国の子どもたちに対する想い、起業されてからの苦悩、などの様々なお話を伺いとても感銘を受けたんです。

特に世界の子どもたちに対する考えや想いに、強く共感しましたね。
私が、タイのスラム街で生活する子どもたちを目の当たりにした時に抱いた想いと、僭越ながら重なる部分があると感じたんです。

初めてお会いした方に、こんなにも引き込まれ、心を掴まれた経験は人生で初めてで、自分自身にとってかなり衝撃的でした。

そして城宝さんと関わりたい、もっともっとお話を伺いたい、できることなら一緒に何かに取り組みたい!という思いに溢れました。
iUに入学したら城宝さんと関わることができるかもしれない!そしてiUであれば、自分の好きなこと・やりたいことを整理してビジネスに繋げていけると思い、出願を決めました。

入学後、城宝さんと接点を持つことはありましたか?

晴れて総合型選抜で合格した後、Twitterのアカウントを作ったんです。その際に、まず最初にフォローしたのは、城宝さんでした(笑)

そしてiU入学後の5月に、城宝さんのTwitterでテーブルクロスのメンバー募集の情報を見つけました。
ぜひやりたい!とすぐに応募し、その後憧れの城宝さんとオンラインで面談の機会をいただけることに。

そして面談を経て、新たなプロジェクトである”ギフトボックス事業”を、私ひとりに任せて頂けることになったんです!新たなプロジェクトをひとりで担うことに、プレッシャーも感じましたが、あの時はとても嬉しかったですね。

 

そして3カ月間のインターン期間を経て、今は業務委託で仕事を請け負っています。
ギフトボックスの受注・発送管理・プレスリリースの文章作成など、一連の業務を任せて頂いています。

城宝さんと一緒に仕事をさせていただき、日々様々な学びがあり、多くの刺激を受けています。
そして、自分のアイデアを表現できる環境で、自分なりに仕事ができる経験をさせていただき、私には、枠に捉われない働き方が合っているのではないかと気づくことができました。

*山寺さんが手がけたプレスリリース( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000066108.html )

iUでの日々はいかがですか?

1年前期の授業を振り返ると、中村学長が担当する必修科目「イノベーションの志」が一番印象に残っています。
自由にアイデアを出すことの面白さを体感できる授業でした。
プレゼンの機会が何度かあったのですが、どんなアイデアにも中村学長は「面白くて良い!」と反応してくださるんです。
周囲の反応に気を使い、発信を控えてしまっては損、これからもどんどん発信していこう!と思えた授業でした。

また、今年10月に開催されたiU Fes(学園祭)の実行委員として入学直後から活動しました。

iU Fes実行委員のメンバーとの1コマ。 iU Fes実行委員のメンバーとの1コマ。

昨年はフルオンライン開催だったので、キャンパスに来場者を迎え入れての開催は今年が初めて。
私は総務担当で全体統括をしていたのですが、先輩方も初めてのことだったのでゼロからイベントの全てを作り上げていくことはとても大変でした。

しかし、2日間のiU Fesを終えた後の達成感は相当なものでしたね。来場された方、iU生が楽しそうに参加されている姿を見てとても嬉しかったです。
そして来年、3期生が入学した後にスポーツフェスティバルを開催しようと、実行委員長として企画を始めました。
今は実行委員のメンバーと打合せを重ね、準備を着々と進めています!

これからも様々なことに挑戦し続けたいです。

進路に悩む高校生にメッセージをお願いします。

皆さん自身が、これでよかった!と思える進路をぜひ見つけてください。
そして何かに迷った時には、考えていること・想いを口にすることをおすすめします。

言葉にしてみる、誰かと会話することで、自分がどれほど強い想いを持っているのかを客観的に把握できる。
例え誰かに反対されたとしても、そのやりとりを通じて自分の想いを整理し、解像度を高められると思うんです。

どんどん自分の気持ちを発信して視野を広げていけば、自ずと進みたい道が見えてくるはずです。
誰に反対されても自分の人生。後悔のない選択ができるよう応援しています!

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